養育費とは「未成熟の子どもが自立するまでにかかる生活費」のことを指し、生活費以外にも教育費や医療費なども含まれます。

いつまで支払う必要があるのかについては、家庭裁判所や家庭裁判所を通した調停では、子どもが20歳（成人）になるまで支払う義務があると考えるケースが多くなっています。

養育費は、子どもの数や年齢、夫婦それぞれの収入を参考に算出されます。
算出された養育費は一括で支払うことも可能ですが、離婚後の事情の変化などに臨機応変に対応できるよう、養育費の月額を定めて毎月支払い、ボーナス時に「養育費一時金」としてまとまった金額が支払われるケースが一般的になっています。

養育費の相場は、母子家庭で月に4万3千円、父子家庭で月に3万2千円程度が平均となっています。
子どもの数が増えても、単純に倍となるわけではなく、母子家庭で子ども1人の場合に月に3万8千円、2人の場合に4万8千円程度が平均となっています。

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